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2025/01/24 13:41

山口県徳地で「薬草茶」が栽培され、愛され、飲まれるようになったその理由は歴史を紐解いていくとわかります🌿
お茶がこの地で広まり、飲まれるようになったのは、東大寺再建の際に働いた労働者のためなのです。



徳地には古い石風呂が約30か所ありますが、東大寺再建の為に巨木を奈良まで運ぶのは重労働です。
その傷や疲れを治療するためのものであり、この石風呂にも「薬草」が使われています。



薬草を使った「石風呂(サウナ)」を医療の場所とし、治癒する方法とお茶作りが伝わり地域の「健康茶」として愛されているのです。

石風呂を初めて聞いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
石風呂の使い方をお伝えしますね。

石窯の中に木々を床にしいて火をつけて、焼きます。
そこに薬草を束ねていくのです。
燃え盛る中で薬草を入れる作業もとても大変です💦



薬草が燃えてくるとカラブキ屋根から煙が出てきます。
火が消えてからゴザを敷き、暑さが落ち着くまで時間をおく。
ゴザの上に座ると、そこは天然のサウナのよう。

たっぷりの薬草の蒸気と暖かさで汗がたっぷり。
心も体も癒される時間です🥰

これらの歴史から、薬草を飲んだりお風呂に入れて
日常に「徳地薬草」が愛されてきたのです。