2026/07/09 15:55

通知の音、積み上がるタスクに追われる 現代を生きる私たち。気づけば一日の大半をPC画面とにらめっこしていた...そう感じる時はありますか?
そんな時、かつて山口県徳地(とくぢ)の先人たちが大切にしてきた「養生(ようじょう)」という考え方が、私たちの強張った心を解きほぐすヒントになるかもしれません。
今回ご紹介するのは、約800年の歴史を持つ徳地の森から届く、ドリップティー「薫-kaoru-」。それは、単なるお茶の時間ではなく、日常の中に心地よい「句読点」を打つための、新しい習慣です。

ドリップ時間を、自分をほどく時間へ
「薬草茶」と聞くと、どこか薬のような、あるいは手間のかかる古い飲み物というイメージがあるかもしれません。しかし、徳地の薬草茶が目指したのは、現代の暮らしに寄り添う「手触り感のある生活のお供」のような存在です。
お湯を注ぎ、 カップから立ち昇る、自然を感じる香りに身を委ねる。
この数分間は、効率や生産性から解放される、あなただけの時間です。何者でもない自分に戻り、香りと湯気を感じる。その穏やかなひとときが、結果として、結果として、張り詰めていた心身をふわりと解きほぐしてくれるような感覚をもたらします。

山口県徳地地方。鎌倉時代、東大寺再建という大事業を支えた僧・重源上人が、労働者たちの心身を労るために広めたのが「石風呂(薬草サウナ)」でした。
徳地の森に自生する薬草を敷き詰め、その蒸気で心身を清め、整える。 「薫-kaoru-」のルーツは、この約800年前から変わらぬ、自然と人との健やかな関わりにあります。厳しい自然の中でたくましく育った薬草には、複層的な自然の香りと力強さが宿っています。その一滴一滴には、この地を守り続けてきた人々の手仕事の温もりが、そのまま封じ込められているのです。


森をとじこめた一杯のドリップ
新しく生まれた「薫-kaoru-」は、そんな徳地の恵みを、現代のスタイルで楽しめるドリップティーです。
・手仕事の質感を愉しむ
コーヒーを淹れるように、丁寧に、静かに。ドリップという所作そのものが、オンとオフを切り替える心地よい儀式になります。
・五感に響く、森のブレンド
薬草特有の飲みにくさを丁寧に焙煎し、華やかさと安らぎを調和させました。仕事の合間のひと息に、あるいは眠りにつく前の静かな時間に。
・「足す」のではなく「還る」
自分を無理に奮い立たせるのではなく、自然の調和に身を任せる。それは、自分自身のコンディションを丁寧に確かめる、大人にこそ必要な贅沢です。

徳地の森の空気を、デスクにひとつ。
「薫-kaoru-」を一口含むと、口の中に徳地の森の清々しい風が吹き抜けるような感覚を覚えるかもしれません。
一煎目は黒文字の華やかさが仕事の集中を促し、二煎目のよもぎの深いコクが緊張をほどいていく。一包で刻々と変化する表情を楽しめるのも、このドリップティーの醍醐味です。
忙しい毎日を止めることは難しくても、その中に小さな「余白」を手軽に差し込むことができる。約800年の時を超えて届く、徳地の知恵と自然の香り。
まずは一杯、お湯を注いでみませんか。 その立ち昇る湯気の向こうで、もっと自分らしく、心地よい本来のリズムを思い出させてくれるはずです。
Writer
ヤングマンべイグ 小倉巳奈




